4年前コロナで中止した演奏会の再会です プログラムは演奏機会の少ない曲や委嘱曲中心のバラエティに富んだ全6曲です。 『絃の春秋』は私の所属する「森の会」委嘱で三木稔先生の作品です。（ちなみに初演は三絃・矢崎明子先生、箏・砂崎知子先生という素晴らしい先生方でした！） 『汚れっちまった悲しみに』『薄桜』は歌曲で、夭逝の詩人中原中也の代表作と鎌倉時代の歌人・永福門院の和歌を吉川さんの十七絃と箏の伴奏で歌います。 『筦絃秘抄』は箏と尺八の技巧溢れる耽美な世界の二重奏。 『亀齢』は伝統と革新が見事に融合した曲で、古典的でありながらアドリブ等の要素が巧みに取り入れられた尺八と三絃の二重奏です。 委嘱初演『都模様』は鈴木友彦氏作曲の箏と十七絃による二重奏。都節音階と共通点の多いチェレプニン音階を駆使した斬新な作品です。 皆様ぜひお越しくださいますよう、よろしくお願いいたします！